このブログで人気の記事
【モノ】デッサンが苦手な自分みたいな方に凄い薦めたい技術本「人体のデッサン技法」【モノ】同人イベントで役立つグッズ紹介:EMINENT「キャリーカート」・タカ印「POPスタンド」【モノ】デッサン用フィギアに最適:特撮リボルテック SERIES No.020 骸骨剣士 2ndバージョン



【コト】病的な溜め込み…動物多頭飼育崩壊やゴミ屋敷を作り出す「ホーディング(障害)」とは

 近年、テレビで「ごみ屋敷」とか「多頭飼育崩壊」とか、時々取り上げられいて聞いたり見たりする機会が増えていたので少し検索したもののメモを兼ねて。

 これらの状態・行為の総称にあたる語が「ホーディング」で、動物が対象であれば「アニマルホーディング」と言ったりするそうです。

 この「ホーディング」は、アメリカ精神医学会が作成している「精神障害の診断と統計マニュアル Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)」通称「DSM」へ、精神疾患 [ Hoarding disorder(HD)]として2013年に新しく加わったようです。(DSM-5 強迫症および関連症群の一つとして分類)
 DSMは精神科医が精神障害の診断の基準にするようなマニュアルなので、精神医学界で新たなは障害概念として意識化されたということなんだと思います。

強迫的ホーディング(Compulsive hoarding)、ホーディング障害(hoarding disorder)[1]とは、居住空間において大量の物品を度を越して蒐集することを止められず、それにより著しい苦痛・不全を起こしているという行動パターンである。<中略>
強迫的ホーディング者は、自分の理不尽な行動は気になっているが、しかし蒐集物への感情的な移入により物を捨てることができないでいる。<中略>

強迫的ホーディングの研究は最近始まったばかりであり[6]、精神疾患としてDSMにて定義されたのは2013年の第5版からである[7]。「強迫的」であるかどうかは、他の疾患ら(例えば強迫性障害)とはっきりと区別されていないが、現在のDSMでは強迫的ホーディングを、精神疾患と強迫性障害症状の両者でリストしている[8] [9]。有病率は成人で2-5%ほどと推定される[10]。児童青年の発達期に、他人を世話し、散らかり具合をコントロールしてくれるであろう家族が、死去または失踪した場合、症状は悪化するというのが典型的とされる[11]。またホーディングは、抑うつ、不安、ADHDなどの精神疾患でも一般的である[12]。ほかにもアルコール依存症、パラノイド統合失調型パーソナリティ障害、回避性パーソナリティ障害などと関連付けられている[13]。

診断基準はDSM-5にて定義されている[15][16]。
1.物の価値に関係なく、捨てる・手放すことが困難であるという考えにとらわれる。
2.1.の困難さは、物を蒐集することの必要性の認識あるいは物を捨てることに関連した苦痛が原因となっている。
3.捨てることが困難であるが故、生活・活動の領域にまで物が溢れるほど蒐集が進み、本来の生活が困難になるまでに至る。生活領域を散らかさない様にするには、家族や清掃業者・公共機関など第三者の介入が不可欠となる。
4.蒐集行為が、臨床的に重大な苦痛と社会的・職業的その他重要な分野での機能に支障を来すまでになる(自分ないし他人への安全な環境の維持を含む)。
5.脳挫傷・脳血管障害によるものではない。
6.蒐集行為によって、別の精神疾患(統合失調症・自閉症スペクトラム・認知症・うつ)を引き起こすことがある。

強迫的ホーディング Wikipedia


<参考>
<PDF>ホーディングの 心理的メカニズムと援助 - 日本心理学会 越教育大学大学院学校教育研究科臨床心理学コース 教授. 五十嵐透子
表1 ためこみ症に関連する要因
(Steketee & Frost, 2007/五十嵐訳, 2013)
1.個別および家族の脆弱性
2.情報処理プロセスの問題
3.所有物に対する意味づけや考え,信念,愛着
4.感情的反応
5.学習プロセス


ゴミ屋敷の住人は精神疾患なのか、それとも、心の傷のせいなのか(ホーディング障害・買いだめ障害・溜め込み障害、ディオゲネス症候群) その1 : 場末P科病院の精神科医のblog
※2014年11月のものですが、詳細は下記の精神科医さんのブログ記事でも取り上げられています。(やや個性が強め)

 で、テレビ番組とか拝見すると、彼ら(彼女ら)の言動に一定の色があると感じたんですが。
 大体「どんどん増えていってどうしたらいいのか分からなくなった(から放置している)」っていう、なんというかやっぱ一方的で無責任で他人事、その先のない話し方する人多いんですよね。
 なんというか、普通は〔簑蠅発生する¬簑蠅硫魴菠法を考え実行する2魴茵△箸いξれになると思うんだけど、こういう方たちの場合、〔簑蠅発生する⊆分の思ったことを言う。たとえば「こまった」とか「この子がいないと生きていけない」とか無責任で他人事のような言動をするLげ魴茲里泙淙置される、という感じで問題解決処理に至らないというか。「調べなければ」とか「相談に来ました」とか発言にその先のdoがなかったんですよね。

 普通「どんどん増えている」という「問題」は「事前に想定できる」から避妊手術とか飼育範囲の限定をするし、百歩譲って想定外に発生してしまった問題でも、「なんとかする」という方法に思考と言動が向かうと思うんだけど、それがめっちゃ薄くて、関連文献にも多く書かれているけど近所からの通報とか知人による関連機関への連絡とかでようやく保護されたり問題への着手が始まることが殆どみたいです。

 「動物が宝物だから」と言いながら不衛生で虐待的な飼育をしたり、「その気になれば片づけられる」と言いながら公道にはみ出していくゴミと悪臭、そういう矛盾を抱えた視野・認知の狭窄とも言うべきか。

 あとボランティアの人とか助けに入った人に対してもろくに会話できてない印象があった。せめて「本当にご迷惑おかけしてすみません、数もろくに把握できてないのに大事だなんて馬鹿げたことを思い込んで動物たちにもすまないことをしたと思っています。お恥ずかしい限りですがお力をおかし頂けないでしょうか、○頭数までなら里親に出す手配をつけましたが、あと○頭が手つかずです。」みたいな、自分がやってしまったことを把握して自分ができうる範囲での問題解決を建設的に実行し、またそれを会話として発することが出来てないように見えた

 原因と結果の思考が出来ずに、我欲の衝動性が高く、またやや妄想的な認知の歪み。
 そういう感じで話を組みたてられない・繋げられない・建設的に物事を考えて行動できないことと、アニマルホーディング等のアデクション(状態もしくは傾向)にはかなり関連性がある気がしている。それとも、結果的にそういうしゃべり方に片寄っていくのか、卵が先か鶏が先かみたいなことなのかもしれんですけど。

 アニマルホーディングではないけど、そういう類の気のある知人がいたが、やはり一方的にしか発言出来なくて会話が出来ない。聞かれたことにはインタビューに答えるように返答は出来るが、相手の気を察して会話を繋ぐことが出来ない。 少し先のことに想像を巡らし計画的に自制する能力が薄かったな。
 これ借金繰り返しちゃう人とかギャンブルやめられない人とか普段の生活に支障が出て計画性とか皆無になる点では似たようなアデクション(依存)ぽいなとも思ったんですけど、どうなんでしょうか。

 最近のテレビメディアの取り上げ方については、全てに賛成なわけではないけど、人的・経済的リソースの乏しい環境下にあっては「だらしない人間」とかで片づけられ、無いものとされがちなこの部分にライトをあてるという一翼を担っているとも思ったりします。

 いずれにしろホーディングに関してはまだ研究が始まったばかりのようですので、陰ながら応援している所存です。

 
評価:
ランディ・O・フロスト,ゲイル・スティケティー
日経ナショナルジオグラフィック社
(2012-01-26)




本メモ:ANATOMY FOR SCULPTORS

気になる & おすすめ

プロフィール

リンクメモ

カテゴリー

ブログ内検索

 

フィード他

モバイルQR

qrcode

webサービス

インテリア・雑貨店